推し活で地方のイベント、公演に赴くことになった場合、オタクの皆様は何を使って遠征しますか？ 新幹線、夜行バス、自家用車……色々な選択肢がありますが、遠隔地になれば「飛行機」という選択肢も出てきますよね。
“飛行機で遠征する”と言っても、少しでも費用を抑えて遠征をしたいと思っている方も多いかと思います。そこで選択肢に浮上してくるのが「格安航空（LCC）」を利用して遠征すること。一般的な大手航空会社よりも手頃な価格で移動ができるのが最大のメリットですが、格安航空を利用する際は“いくつかの注意点”を把握しておかないと予期せぬトラブルに繋がる可能性があります。この記事では、管理人が格安航空を利用して推し活遠征した経験を踏まえ、事前に知っておくべきことを紹介します。
この記事で分かること
- 格安航空とは何か？
- 格安航空は推し活に向いているか
- 格安航空を利用する時の注意点
そもそも格安航空（LCC）って何？
LCC(ローコストキャリア)とは、通常の機内にある無料サービスを一部有料化したり、機内設備を簡易的なものにしたりする等の工夫により、運賃を低価格に抑えた飛行機のこと。
【代表的な国内線のLCC】
- ジェットスター (JJP)
- ピーチ（APJ）
- SPRING JAPAN (SJO)
格安航空って推し活、オタ活には向いてるの？
A.結論を言うと……向いてない（個人的意見）
特に格安航空が「イベント、ライブ、舞台」などの公演系の遠征と相性が良くないと感じています。理由は以下で詳しく説明しますが、時間が決まっているもの、スケジュールに柔軟が効かないものについては要注意です！
(普通の旅行や、聖地巡礼なら使うのもアリかも！)
格安航空を利用する時の注意点
格安航空の全てが悪い訳では無いけど、安いということはデメリットがあるということ。
これを踏まえ、格安航空が公演系の遠征に不向きな理由と、利用する場合の注意点を紹介します。
国内線の空港が主要都市から遠いことが多い
格安航空は、国内線だと東京（千葉）＝成田空港、大阪＝関西国際空港 などの、遠隔地のちょっと不便な空港にしか発着がないことがあります。遠征先によっても異なるため、どこの空港に発着するかは事前にチェックが必要です。
交通的に不便な僻地の空港に行く＝遅延したときにリカバリーが効きにくいということは頭に入れておいて！
管理人は以前に、東京から大阪に遠征するために「成田」→「関空」のLCC便を利用したのですが、自宅から成田までが遠く、かなり移動が大変でした。また、到着した先でイベント会場と空港の距離がどのくらいあるかもしっかり事前確認しておかないと、「ヤバい！移動長すぎて公演時間に間に合わない！」といった自体にもなりかねません。注意しましょう。
荷物の追加料金に注意
格安航空は、原則手荷物を預ける際に追加料金がかかります。航空会社にもよりますが、機内に持ち込めるバッグの個数や重さが決まっていることも。そのため、荷物はコンパクトにする必要があります。
オタクは、ライブやイベントのためにペンライトやうちわ、ぬいぐるみにアクスタケースなど、多くのグッズをバッグに入れてるため、荷物が一般人より多くなってしまいがちですよね？ 格安航空の利用時は、できるだけ荷物を減らし、手荷物を預け入れはしないようにすることで無駄な出費を減らすと良いと思います。
遠征の荷物を減らすコツは
動画でチェック！
ゲートから搭乗口までが遠い
格安航空はとにかくゲートから搭乗口まで歩きます。安い航空便は全体的にこの傾向にあるので、念の為歩きやすい靴で行くことを、おすすめします。
天候によるフライトの結構、遅延リスクが高い
以下の画像は、国土交通省が発表している令和4年7月〜9月の国内線の遅延率・欠航率です
国土交通省
国土交通省の「各LCCの遅延率・欠航率 2022年7月〜9月」の発表によると、LCCの遅延率（とくにピーチ）は、大手航空会社や中堅航空会社よりやや高めに数字が出ています。
遅延が発生すると、「イベントグッズが売り切れてしまった……😭」「公演スタート時間に間に合わなかった……」といった悲しい結末になりかねません。
万が一結構や遅延が発生した時にリカバリーできるよう、早めの便に搭乗するか、公演前日に現地に前乗りしたり、帰宅手段としてLCCを利用したりすることをおすすめします。
まとめ
格安航空は、デメリットをしっかり把握すればかなりお得にオタ活遠征を楽しむことができます。あくまで個人的意見になりますが、公演系の時間が決まっている推し活ではなく、聖地巡礼や、オタ活旅行のようなスケジュールが柔軟に調整できる推し活での利用の方が賢い選択かなと思います。
とにかく、スケジュールに余裕を持ち、事前に調べて臨むことが重要です！ 皆様の推し活ライフがより楽しいものになることを心よりお祈りしています♪
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